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東京駅開業の翌年1915 年、客室56 室、バンケットルームを持つヨーロッパスタイルのホテルとして誕生したのが「東京ステーションホテル」だ。2006 年より休館し、2012 年10 月3 日、100 年の歴史を受け継ぎながらも今の時代に求められる機能を備えたホテルとして生まれ変わった。次の100 年へと語り継がれるホテルであり続けるための第一歩を指揮する常務取締役総支配人 藤崎 斉氏に、新生ホテルの採用から人材育成をお伺いした。
 
福永 2012 年10 月、東京ステーションホテルは新しく生まれ変わりました。100年という伝統を背景に新たなスタートを切るにあたり、採用や人材育成面でさまざまな取り組みをされてこられたことと思います。始めに、藤崎総支配人にとっての東京ステーションホテルへの思いをお聞かせいただけますでしょうか。
 
藤崎 新たなスタートに当たり、このホテルならではの価値を追求しました。こうあるべきという、業界通例の慣習にとらわれないホテルです。それはここ20 数年間、外資系ホテルの日本進出が相次ぎ、国産ホテルの存在が相対的に低下してきました。私達のホテルは日本の中心である東京駅と一体型で、国指定重要文化財・東京駅丸の内駅舎の中に位置しています。大正時代から息づいている“made in Japan”のホテルは二度とできません。日本のホテルとしてグローバルと戦うためには、歴史を背景に他にはない優位性と、ここにしかないOMOTENASHI の精神を融合させたホテルを目指すべきと考えました。
 
福永 具体的にはどのような取り組みをされたのですか。
 
藤崎 グループホテルから3 割、新規7 割の割合で採用を行ないました。総勢約165 人からのスタートです。新しい価値観を築き上げていくためにはフレッシュな感覚を投入し、目指す方向に一丸となれる体制を作り上げていくことが重要であると考えました。慣習にとらわれるのではなく、このホテルの歴史やミッションを理解し、自分たちでこれからの100 年を作り上げていくんだという気持ちを持っていることが大切だからです。私が思うビジョンに共感してもらうためにも、新規7 割という採用に挑戦しました。

参照元サイトで記事を読む:http://www.hoteresonline.com/articles/3014

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